β1ではLXDEを採用
先ほど紹介した通り、「Lubuntu 16.10 β1」がリリースされました。以前紹介した通り、「Lubuntu」は将来、デスクトップ環境を既存の「LXDE」から「LXQt」へ移行する計画があります。
「Lubuntu 16.10 β1」のリリースノートによると、「Lubuntu 16.10 β1」では「LXQt」を採用せず、「LXDE」を採用しています。
これは「LXQt」が現在開発中であるため、とのことです。
「LXQt」の開発は日々行われていますが、「Lubuntu 16.10 β1」のリリーススケジュールには間に合いませんでした。
β1のディスクイメージのサイズがCDサイズを超える
「Lubuntu 16.10 β1」のディスクイメージのサイズがCDサイズを超えています。OS | サイズ |
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Lubuntu 16.10 β1 32bit | 936MB |
Lubuntu 16.10 β1 64bit | 931MB |
これは一時的なもので、CDサイズに収めるかどうかはまだ決定していません。
以前紹介した通り、現在「今後のディスクイメージサイズに関するアンケート」が行われています。
以前紹介した際、アンケートの期限は「2016年8月26日 19:00(UTC)」まででしたが、アンケートの期限が延ばされ、「2016年8月30日 19:00(UTC)」までアンケートが実施されています。
現在アンケート結果を見ると79%のユーザーは、netboot/minimalイメージがCDサイズ以内で提供されるのであれば、ディスクイメージがCDサイズに収まらなくても問題ない、との見解を示しています。
アンケート結果だけでディスクイメージのサイズが決まるということではありませんが、このままだと正式リリースされた「Lubuntu 16.10」のディスクイメージのサイズは、CDサイズを超えそうですね。