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PowerShellがオープンソース化

PowerShell」がオープンソースになりました。



私の顧客は憤慨した。

PowerShellになる前のMonad登場当初、大口顧客の重役にMonadの動作デモを行った。
彼はMonadを気に入ってくれたが、その後彼は私に憤慨したのだ。

彼は私に尋ねた。
「Monadは何の言語で実装されている?」

私は答えた。
「C#だよ」
彼はその答えを聞いてがっかりした。

私は混乱し、一体それの何が問題なのかを彼に尋ねた。
彼は私に言った。
「Monadはまさに正しい取り組みだ。
私は全社的にMonadを導入し、標準的なソフトウェアとして採用したい。
しかし、それは出来ない。
だって.NETはLinuxでは利用できないじゃないか!」

今までMicorsoftの事業は.NETに焦点を当てており、従ってPowerShellもWindowsでのみ利用できるソフトウェアだった。

しかし今やMicrosoftは変わったのだ。
Microsoftは顧客が利用しているすべてのプラットフォームで顧客の期待に応えることで利益を出したい。
LinuxもWindowsも同様である。

この新しい考えに基づき.NETチームは.NET CoreをLinuxへ移植し、PowerShellも同様にLinuxへ移植した。

Linux向けPowerShellは、顧客がPowerShellのスキルを持った既存の人々活用でき、同じツールを利用でき、そしてどこからでも全てのものを管理できるように設計されている。

現在PowerShellは、Ubuntu、CentOS、Red Hat、そしてMac OS Xでも利用できる。
将来PowerShellが動作するOSを増やしていくつもりだ。

今や、WindowsとLinuxを横断的に利用しているユーザー、現在そして新たにPowerShellを学ぶユーザー、そしてアプリケーションの開発者でさえも、既存のツールと共に多機能なスクリプト言語を体験できる。

あなたが持つPowerShellスキルはより価値が上がり、別々に作業しているであろうWindowsとLinuxのチームももっと簡単に一緒に作業できるようになる。

「Windows」で「PowerShell」を利用しており、すでに「PowerShell」のスキルを持っているユーザーにとって「Linux」でもスキルを活用できるようになります。

Linux向け「PowerShell」では、「Bash」のすべてのコマンドも利用することができます。

今や「Windows」でも「Ubuntu on Windows」により、「Ubuntu」の「Bash」がそのまま利用できます。
「Windows」と「Linux」を両方利用するユーザーにとって、シェルの選択肢が1つ増えましたね。

現在はαリリース

オープンソース化された最初の「PowerShell」のリリースは、αリリースです。
コミュニティーによってサポートが行われています。

将来Microsoftは、オープンソース化された「PowerShell」を基にし、Microsoft公式の「PowerShell」のリリースを行う予定です。

Microsoft公式の「PowerShell」のリリース時期は、コミュニティーの状況やビジネス上の需要を見て判断するとのことです。

PowerShell Editor Serviceによるエディターとの統合

PowerShell Editor Service」の開発も行われ、「PowerShell Editor Service」を利用することでエディターと「PowerShell」を連携させることも出来ます。

SSHが利用可能に

PowerShell Remoting Protocol」を拡張し、「OpenSSH」も利用できるようになりました。
ユーザーは、「SSH」を利用するか「WINRM」を利用するか選択できます。

初めてのPowerShell

今まで「PowerShell」を利用したことがなく、「PowerShell」を新たに学びたい人は、以下を参照してください。


PowerShellスクリプトのサンプル

PowerShellスクリプトのサンプルは、以下から入手できます。


PowerShellをUbuntuにインストールするには

「PowerShell」を「Ubuntu」にインストールする方法です。
ここでは例として、「Ubuntu 16.04」に「PowerShell」をインストールします。

サポートしているUbuntuのバージョン

「PowerShell」がサポートしている「Ubuntu」のバージョンは、以下の通りです。

  • Ubuntu 14.04 64bit版
  • Ubuntu 16.04 64bit版

「Ubuntu 14.04」に「PowerShell」をインストールする人は、以下を参照してください。


1.依存パッケージのインストール

まず「PowerShell」の依存パッケージをインストールします。
「端末」を起動し、以下のコマンドを実行します。

sudo apt-get install libunwind8 libicu55


2.PowerShellのダウンロード

「PowerShell」はdebパッケージで提供されています。
「Ubuntu 16.04」向け「PowerShell」のdebパッケージをダウンロードします。


3.パッケージのインストール

ダウンロードしたパッケージをダブルクリックし、パッケージをインストールします。


以上でインストールは完了です。

4.PowerShellの起動

「端末」から以下のコマンドを実行すれば、「PowerShell」が起動します。

powershell


「~/test.txt」ファイルの中身を表示してみます。


日本語が化ける

「PowerShell」のコマンドを利用して日本語を出力すると、以下のように日本語が化けてしまいます。


「cat」コマンドでは化けません。


「PowerShell」上から実行した「cat」コマンドでも化けません。



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