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ローグラフィックモード

以前紹介した通り「Unity 7」(現在のUnity)では、ユーザーのGPU環境に応じて自動的に動作プロファイルが切り替わるようになっています。


プロファイルには、GPUやGPUドライバーが貧弱な環境向けに「ローグラフィックモード(Low Graphics Mode)」が提供されています。

このプロファイルではパフォーマンスを優先し、アニメーションやシャドウ処理のオフなど、負担の高い描画処理を無効にするように設定されています。

さてリモートデスクトップなどある特定の用途では、負担の高い描画処理を無効にしたいケースがあります。

ここではシステム単位ではなくユーザーごとに強制的にローグラフィックモードで動作させる方法を紹介します。


環境は「Ubuntu 16.04」です。

強制的にローグラフィックモードで動作させるには

強制的にローグラフィックモードで動作させる方法です。

1.lowgfx.confの作成

強制的にローグラフィックモードで動作させたいユーザーのホームフォルダーに移動し、「~/.config/upstart/lowgfx.conf」ファイルを作成します。
ファイルはテキストファイルです。


2.ファイルの内容

「/lowgfx.conf」ファイルの内容に以下の内容を記述します。

start on starting unity7
pre-start script
    initctl set-env -g UNITY_LOW_GFX_MODE=1
end script


3.設定の反映

ログインし直すと、強制的にローグラフィックモードで動作するようになります。
例えばDashを開くと、以下のように背景の透過処理(ブラー処理)が行われなくなっています。


元に戻すには

元に戻すには「~/.config/upstart/lowgfx.conf」ファイルを削除するか、「lowgfx.conf」ファイルの1行目を「#」でコメントアウトします。


ログインし直せば、ローグラフィックモードが解除されます。


Ubuntu 16.10では設定が反映されない

「Ubuntu 16.10」では、デスクトップセッションの開始に使用されている「Upstart」が「systemd」に変わるため、上記の方法では設定が反映されません。


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