Build 14905の変更点
2016年8月17日にリリースされたBuild 14905の「WSL」に関する変更点です。前回のリリースが「Build 14901」だったこともあり、今回の「WSL」に関する変更点は少なめです。
リリースノート
変更点の詳細は、リリースノートを参照してください。機能の追加や改善
Build 14905で行われた機能の追加や改善です。1.再開可能なシステムコールのサポート
再開可能なシステムコール(Restartable system call)がサポートされました。この件に関連する不具合は、以下を参考にしてください。
- go build command-line-arguments: read |0: interrupted system call
- .net core executables crash intermittently
2.RNDGETENTCNTの実装
「/dev/random」の「ioctl」で「RNDGETENTCNT」が利用できるようになりました。3.procfsのサポート改善
「procfs」において、以下の機能が実装されました。- /proc/[pid]/mounts
- /proc/[pid]/mountinfo
- /proc/[pid]/mountstats
不具合の修正
Build 14905で行われた不具合の修正です。リリースノートに記述されていない不具合の修正も行われています。
1./で終わっているシンボリックリンクが操作可能に
/で終わっているシンボリックリンクが正常に操作可能になりました。不具合の内容は、以下を参考にしてください。