SQL Serverツールをインストールするには
「SQL Serverツール」をインストールする方法です。「SQL Serverツール」には、コマンドラインツールやMicrosoft ODBCドライバーが含まれています。
また「mssql-tools」パッケージには、以下のコマンドツールが含まれています。
sqlcmd:CLIクエリーユーティリティー
bcp:バルクインポートユーティリティー
作業はすべて「端末」から行うため、事前に「端末」を起動しておきます。
1.rootに切り替え
以下のコマンドを実行し、rootに切り替えます。
sudo su
2.リポジトリー認証キーの追加
以下のコマンドを実行し、リポジトリーの認証キーを追加します。
curl https://packages.microsoft.com/keys/microsoft.asc | apt-key add -
3.リポジトリーの追加
以下のコマンドを実行し、リポジトリーを追加します。
curl https://packages.microsoft.com/config/ubuntu/16.04/prod.list > /etc/apt/sources.list.d/msprod.list
4.ユーザーに戻る
以下のコマンドを実行し、rootからユーザーに戻ります。
exit
5.パッケージインデックスファイルの更新
以下のコマンドを実行し、パッケージインデックスファイルを更新します。
sudo apt-get update
6.SQL Serverのインストール
以下のコマンドを実行し、「SQL Serverツール」をインストールします。
sudo apt-get install -y mssql-tools
ライセンスの確認画面が表示されるので、リンク先のライセンスの内容を読み、ライセンスに承諾できるなら「←」キーを押して「<はい>」を選択し、「エンター」キーを押します。
ライセンスの確認画面が表示されるので、リンク先のライセンスの内容を読み、ライセンスに承諾できるなら「←」キーを押して「<はい>」を選択し、「エンター」キーを押します。
7.インストール完了
以下のように「SQL Serverツール」のインストールが完了します。SQL Serverに接続する
「sqlcmd」コマンドを利用して、「SQL Server」に接続してみます。TCP 1433
デフォルトでは、「SQL Server」は「TCP 1433」で待ち受けています。1.接続開始
ここでは例として、ローカルホスト上で動作している「SQL Server」に接続します。認証に使用するユーザーは、「SA」を使用します。
以下のコマンドを実行します。
sqlcmd -S localhost -U SA
「SA」ユーザーのパスワードを聞かれるので、パスワードを入力し「エンター」キーを押します。
2.接続完了
ユーザーの認証が成功すれば以下のように「SQL Server」に接続され、コマンド入力を受け付ける画面になります。3.コマンドの実行
データベース名の一覧を表示してみます。
SELECT Name from sys.Databases;
GO
GO
終了する時は、「QUIT」を実行してください。