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HiDPI利用時のアイコン表示の不具合

「System76」がHiDPI利用時のアイコン表示の不具合を修正しました。



我々のHiDPIのテストにおいて、UbuntuにデフォルトでインストールされているHumanityアイコンテーマに問題があることに気づいた。

Humanityアイコンテーマには@2xアイコンフォーマットが欠けており、それが原因で一部のアプリでは、本来のアイコンサイズよりも大きなサイズでアイコンが表示される。

またこの問題は、我々のUbuntuプリインストールPCにてユーザーが初期セットアップ中、UbuntuのインストーラーであるUbiquityでも同様に奇妙な現象を引き起こす。

Ubiquityでは、Humanityアイコンテーマはヘッダーバー(Unityパネル)で使用されており、アイコンが大きく表示されるためヘッダーバーの縦サイズもそれに合わせて本来のサイズの2倍に拡張される。

結果、見た目がおかしなことになる。


アクセシビリティーアイコン(右上の青いアイコン)が他のアイコンサイズよりも大きく表示され、そのサイズに合わせてヘッダーバーのサイズも倍のサイズになっている。

System76のエンジニアであるDavid Jordan氏がこの問題に対応し、Humanityアイコンテーマに@2xアイコンフォーマットを追加する作業を行った。


この修正によりアイコンサイズが期待通りのサイズで表示され、ヘッダーバーの高さが倍になる問題も修正された。

また@2xアイコンフォーマットの追加により、他のアイコンもHiDPI環境において見栄えが良くなる。


我々が販売しているUbuntuプリインストールPCだけでなく、すべてのUbuntuデバイスにおいてHiDPI環境の改善に貢献できたことを誇らしく思う。
またこの問題を修正するにあたり、最善のHiDPIサポートの詳細な情報を提供してくれたelementary OS プロジェクトの人達にも感謝したい。

今回の修正は我々のPPAを利用すれば、すぐにこの修正を確認できる。

不具合の詳細

本件に関する不具合の詳細は、以下を参照してください。


これらの修正はすでにパッチが提供されており、今後「Ubuntu」にこれらの修正が盛り込まれる予定です。

些細なことだが大切なこと

このアイコンサイズの問題は利用上致命的な問題はなく、些細な問題に感じるかもしれません。

しかしデスクトップOS(GUI)を利用しているユーザーにとって目の前(ディスプレイ)に表示されているものが全てであり、不揃いなUIは煩雑さや違和感を感じる原因になります。
特に初めて「Ubuntu」に触れるユーザーにとって、それが第一印象となりかねません。
モダンなデスクトップOSにはモダンなデザインが必要です。

より良いものを作る上でこういった不具合の修正の積み重ねは欠かせません。
美しく整ったデザインは、ユーザーに良い印象を与えるでしょう。


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