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Ubuntu Desktop週刊ニュースレター(2017/6/9)

「Ubuntu Desktop」の週一ミーティングの要約と、「Ubuntu Desktop」ユーザー及び開発者の多くが関心を持つであろう情報が紹介されています。



先週のUbuntu Desktop週刊ニュースレターは、以下を参照してください。


いくつか内容をピックアップします。

ディスプレイマネージャーの変更

ディスプレイマネージャーが「LightDM」から「GDM」に変更されます。

「Ubuntu 17.10」でも引き続き「LightDM」を利用する計画でしたが、開発チームによる技術的な調査の結果、「GNOME Shell」との組み合わせですべての機能を正常に動作させるには、開発チームのリソースを超えるかなり多くの時間を必要とすることが明らかになりました。

そのため、ディスプレイマネージャーが「GDM」に変更されることになりました。

また「GDM」はゲストセッションをサポートしていませんが、「Ubuntu 18.04」を目標に「GDM」でゲストセッションのサポートを行う予定です。

リソースの都合から、ゲストセッションの対応作業は「Ubuntu 17.10」には間に合わないため、「Ubuntu 17.10」ではゲストセッションが利用できなくなります。

分数スケーリング(Fractional Scaling)

分数スケーリングは、ディスプレイのスケーリングを分数(小数)で指定する仕組みのことです。


HiDPIモニター利用時、ディスプレイのスケーリングを調整しUIのサイズを変更することで、UIの操作性を向上させることができます。

この時スケーリングに指定する値のことをスケーリングファクターといいます。


「GNOME Shell」では、スケーリングファクターに「1」もしくは「2」を指定できます。
「2」を指定すると、UIを縦横それぞれ2倍のサイズに拡大することになります。

今まで「GNOME Shell」でスケーリングファクターに指定できる値は、単純な整数値だけでした。

分数スケーリングのサポートにより、「3/2」や「2/1.3333」など小数値が指定できるようになり、ユーザーは自分が好むUIのサイズに調整し易くなります。
例えば「3/2」を指定すれば、アプリのUIを3倍してからコンポジターで0.5倍します。

現在台北にて、Canonical/Ubuntuなどが支援しているハックフェストが開催されており、分数スケーリングのサポートに向けた多くの作業が行われています。


デスクトップ向けSnap

開発チームでは、デスクトップ(GUI)向けSnapで発生するテーマに関する不具合のデバッグを行っており、その過程で見つかったデスクトップランチャーに関する不具合の修正作業が行われています。

またデスクトップランチャーの使い方に関する新しいドキュメントが公開される予定です。

GNOME 3.24プラットフォームがSnapに

Snapになった「GNOME 3.24」プラットフォームが、「edge」チャンネルにて提供されています。

これにより開発者は小型なGNOMEアプリをSnapでビルドできるようになり、「Ubuntu 16.04」ユーザーは最新のGNOMEアプリを利用できるようになります。

BlueZ 5.45がアップロードされた

「Ubuntu 17.10」向けに「BlueZ 5.45」がアップロード(proposed)されました。


「BlueZ 5.45」では、Bluetooth経由で高音質なオーディオを利用する際発生する様々な問題が解決されています。


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