開発者モードに切り替えなくても、WSLが利用可能に
今まで「WSL」をインストールするには、開発者モードに切り替える必要がありました。しかし「build 16215」以降、開発者モードに切り替えなくても、「WSL」がインストールできるようになります。
「WSL」は開発者向けの機能ということもあり、通常のデスクトップユーザーが不用意に「WSL」をインストールしないよう、開発者モードでのみ「WSL」のインストールを許可していました。
また当時は「WSL」が登場したての頃であり、広く「WSL」利用されている状況ではなかったため、このような制限が課されていました。
しかし時を経て「WSL」の品質は大幅に向上し、開発チームは「WSL」の安全性や実用性に自信を持ち、より多くのユーザーにこの素晴らしいツール群を活用して欲しいと思うに至りました。
WSLが自動的にインストールされるわけではない
今回の変更は、開発者モードを有効にしなくても「WSL」がインストールできるようになったことであり、「WSL」が自動的にインストールされるということではありません。「WSL」は利用したいユーザーは、今までと同じように「Windowsの機能の有効化または無効化」から「Windows Subsytem for Linux (Beta)」をインストールする必要があります。