Build 16215のWSLに関する変更点
2017年6月8日にリリースされた「Build 16215」の「WSL」に関する変更点の紹介です。リリースノート
変更点の詳細は、リリースノートを参照してください。機能の改善や変更
「Build 16215」で行われた機能の改善や変更です。開発者モードに切り替えなくてもWSLを利用可能に
開発者モードに切り替えなくても「WSL」を利用できるようになりました。ジャンクションのサポート
「DrvFs」内に存在するジャンクションされたディレクトリーを扱えるようになりました。appxパッケージのアンインストールのサポート
appxパッケージでパッケージングされたディストリビューションのアンインストールを扱えるようになりました。procfsがPrivateとSharedマッピングの表示をサポート
「procfs」でPrivateとSharedのマッピングを表示できるようになりました。中途半端にインストール及びアンインストールされた状態のディストリビューションのクリーンアップが可能に
「wslconfig.exe」が中途半端にインストール及びアンインストールされた(処理が中断された)ディストリビューションをクリーンアップできるようになりました。IP_MTU_DISCOVERのサポート
TCPソケット向けのオプションである「IP_MTU_DISCOVER」がサポートされました。これにより改善する問題は、以下を参照してください。
- System.ArgumentException: Value does not fall within the expected range. at System.Net.Sockets.Socket.SetSocketOption (System.Net.Sockets.SocketOptionLevel optionLevel, System.Net.Sockets.SocketOptionName optionName, System.Int32 optionValue) on Mono
- setsockopt for system_name = IP_MTU_DISCOVER does not work.
- setsockopt() does not support IP_MTU_DISCOVER / IP_PMTUDISC_DO.
シリアルデバイスの実装
シリアルデバイスの実装及びサポートの改善が行われました。これにより改善する問題は、以下を参照してください。
その他
- Infer protocol family for routes to AF_INADDR.