Linuxデスクトップの市場シェアが初めて3%を超える
「Linux Market Share on Desktop」によると、2017年8月にLinuxデスクトップの市場シェアが初めて3%を超えました。以下のグラフは、Linuxデスクトップの市場シェアの推移を表したグラフです。
期間は「2016年8月〜2017年8月」です。
デスクトップOSを利用しているユーザーの内、約30人に1人がLinuxデスクトップOSを利用しているということになりますね。
2017年7月の数値と比較すると+0.84%という大きな伸びを見せていますが、何があったのでしょうか。
もう数カ月先まで数値の変化を見たほうが良さそうです。
Linuxデスクトップのシェアとは
Linuxデスクトップのシェアとは、「Ubuntu Desktop」だけでなくすべてのデスクトップ向けLinuxディストリビューションを合わせた市場シェアを指します。全体的なデスクトップ向けOSのシェア
一方全体的なデスクトップ向けOSのシェアで見れば、Windowsが圧倒的なシェアを誇っています。徐々にMacのシェアに近づきつつありますね。
デスクトップ向けOSをバージョン別に見ると、以下のようになります。
相変わらず「Windows 7」の市場シェアは半数近いシェアがありますね。
また「Linux」のシェアが「macOS Sierra 10.12」にかなり近づいています。
あくまでも指標の1つ
上記のシェアの結果は、1つの指標に過ぎません。計測方法や計測対象により、結果は変化します。
実際のところ正確な数値は誰にも分かりません。