Linux kernelの脆弱性
2017年9月18日、クラッシュや任意コード実行など複数の脆弱性に対応した「Linux kernel」がリリースされました。Ubuntu Security Notice
Ubuntu Security Notice |
CVE | 影響を受ける バージョン |
備考 |
---|---|---|---|
USN-3419-1 USN-3419-2 |
CVE-2017-1000251 CVE-2017-7541 |
Ubuntu 17.04 Ubuntu 16.04 LTS(HWE) |
・任意コード実行 ・クラッシュ |
USN-3420-1 USN-3420-2 |
CVE-2017-1000251 CVE-2017-10663 CVE-2017-12762 CVE-2017-8831 |
Ubuntu 16.04 LTS Ubuntu 14.04 LTS(HWE) |
・任意コード実行 ・クラッシュ |
USN-3422-1 | CVE-2016-10044 CVE-2016-10200 CVE-2016-7097 CVE-2016-8650 CVE-2016-9083 CVE-2016-9084 CVE-2016-9178 CVE-2016-9191 CVE-2016-9604 CVE-2016-9754 CVE-2017-1000251 CVE-2017-5970 CVE-2017-6214 CVE-2017-6346 CVE-2017-6951 CVE-2017-7187 CVE-2017-7472 CVE-2017-7541 |
Ubuntu 14.04 LTS | ・任意コード実行 ・クラッシュ ・他の脆弱性の利用 ・グループ権限の昇格 ・機密情報漏洩 ・モジュール検証回避 |
Ubuntu Security Notice一覧
- USN-3419-1: Linux kernel vulnerabilities
- USN-3419-2: Linux kernel (HWE) vulnerabilities
- USN-3420-1: Linux kernel vulnerabilities
- USN-3420-2: Linux kernel (Xenial HWE) vulnerabilities
- USN-3422-1: Linux kernel vulnerabilities
サポートが終了したUbuntuの利用は危険
サポートが終了した「Ubuntu」にセキュリティーアップデートは提供されません。サポートが終了した「Ubuntu」は利用しないでください。
すぐにアップデートを
上記の問題に対応した「Linux kernel」がリリースされています。「ソフトウェアの更新」を起動して、「Linux kernel」のアップデートを行ってください。
忘れずにPCの再起動を
アップデートが完了したら、忘れずにPCを再起動しましょう。アップデートしただけではアップデートが反映されないため、注意してください。