MS-DOS 1.25とMS-DOS 2.0のソースコード公開
「Microsoft」は「MS-DOS 1.25」と「MS-DOS 2.0」のソースコードを「GitHub」上で公開しました。「MS-DOS」のソースコードは、「Computer History Museum」上でも公開されていますが、「GitHub」上でも公開されるようになりました。
「Computer History Museum」では「MS-DOS」を含むコンピューターの歴史が紹介されており、過去を知る有用なリンクと共に「MS-DOS」が紹介されています。
GitHubで公開した理由
「GitHub」でも「MS-DOS」のソースコードを公開した理由は、「GitHub」はソースコードの検索性が良く、利用者にとって扱いやすいプラットフォームであるためです。リポジトリーは、以下を参照してください。
ソースコードのライセンスは、以下を参照してください。
プルリクエストは受け付けていない
「MS-DOS 1.25」と「MS-DOS 2.0」のソースコードは、歴史的な資料として公開されています。そのためソースコードを変更するプルリクエストは受け付けていません。
ソースコードの特徴
「MS-DOS 1.25」と「MS-DOS 2.0」のソースコードは、8086アセンブリコードで記述されています。初の「86-DOS」のソースコードのリリースは、1980年12月29日頃です。
「MS-DOS 1.25」のソースコードは1983年5月9日頃から書かれ、MS-DOSコマンドラインシェル(COMMAND.ASM)を含む7つのファイルでソースコードが構成されています。
「MS-DOS 2.0」のソースコードは1983年8月3日頃から書かれ、ソースコードとチームの規模が大幅に大きくなり、ソースコードは100の.ASMファイルから構成されています。
またソースコードには、過去を知るための興味深いドキュメント(.TXT/.DOC)が含まれています。