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T2チップを搭載した新Mac MiniとMacBook Air

「Apple」から新しい「Mac Mini」と「MacBook Air」が発売されました。



T2チップを搭載した「Mac Mini」と「MacBook Air」で、少なくとも現時点では、「Linux(Ubuntu含む)」をインストールできない可能性があります。

Ubuntuのインストールに必要な作業

「Ubuntu」をインストールする場合、通常ユーザーは以下の手順を踏みます。

  1. ライブUSB/ライブDVDからUbuntuを起動する
  2. 起動したUbuntuからストレージにUbuntuをインストールする
  3. インストールしたUbuntuを起動する

ここで紹介する内容は、「1.」及び「2.」の内容です。
「1.」と「2.」が成功しなければ、そもそも「3.」に辿り着きません。

補足

Linuxの起動に利用したメディアがUSBなのかDVDなのか不明瞭ですが、デバイスの種類がこの現象に影響を与える可能性は低いため、ここではUSB及びDVDと表記します。

T2チップとは

T2チップとは、オーディオやストレージ、セキュリティー周りの機能を提供するチップです。
詳細は以下を参照してください。


ライブUSB/ライブDVDからLinuxを起動できない?

最初の話題は「ライブUSB/ライブDVDからLinuxを起動できない」という内容です。
つまり上記の「1.」に該当する内容です。


デフォルトのセキュリティー設定では「macOS」のみ起動可能であり、「Windows」も起動できないとのことです。
ただし「Windows」の起動やインストールは、「Boot Camp アシスタント」経由で可能です。

セキュリティー設定の変更

しかしデフォルトのセキュリティー設定を変更し、強固なセキュリティー設定を緩和な設定に切り替えれば、Linuxが起動できるようになるとの内容が以下で紹介されています。


セキュリティー設定に関する内容は、以下を参考にしてください。


内蔵SSDが見えない

次の話題は「ライブUSB/ライブDVDからLinuxを起動したが、内蔵ストレージがLinuxから認識されない」という内容です。
つまり上記の「2.」に該当する内容です。

こちらは現時点で回避策が見つかっていません。


上記でも紹介したようにT2チップはSSDコントローラーの機能も持っているため、もしこの現象がSSDコントローラーに対応するドライバーが存在していないために発生している現象であるなら、もしかしたら将来的にドライバー(Linux kernel)の対応でこの現象が解消されるかも知れません。

しかしT2チップはApple主導で開発しているチップであり、Appleがドライバーの実装に必要な協力をしてくれるのか、そもそも対応できるのかといった可否も含め、現状は何とも言えません。

事前に情報の収集を

もし「Ubuntu」等Linuxをインストールする前提でT2チップを搭載した新「Mac Mini」や「MacBook Air」を購入する場合、インストール予定のLinuxディストリビューションが問題なくインストールできるのか、Macに搭載されているハードウェアは期待通りに動作するのか、事前に情報を収集する必要があります。

少なくともインストールまでの手順は確立しておきましょう。

Appleに何ら瑕疵はない

そもそも「Apple」は「Linux」のサポートを表明していませんし、セキュリティーの観点から今回のセキュアな設定や実装は、ごく自然な取り組みです。
本件に関し「Apple」に何ら瑕疵はありません。
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