Linux Mint 19.2 MATE Editionの新機能と変更点
「Linux Mint 19.2 MATE Edition」の新機能と変更点を紹介します。ここで紹介する内容は「Linux Mint 19.2 MATE Edition」固有の新機能と変更点です。
全エディション共通の新機能と変更点は、以下を参照してください。
Linux Mint 19.2 β版
現在「Linux Mint 19.2」は「Linux Mint 19.2 β版」がリリースされています。「Linux Mint 19.2 β版」のリリース情報は、以下を参照してください。
MATE 1.22
「Linux Mint 19.2 MATE Edition」ではデスクトップ環境に「MATE 1.22」を採用しています。安定性の向上や不具合の修正が行われています。
- metacity-3テーマがサポートされました。
- ウィンドウとデスクトップスイッチャーのデザインが改善されました。
- セッションマネージャーのsystemdサポートが改善されました。
- 自動起動するアプリの起動遅延を設定できるようになりました。
- 時間がかかるファイルの操作時にデスクトップ通知が表示できるようになりました。
- 新しい圧縮形式をサポートし、圧縮・展開操作の一時停止や再開を行えるようになりました。
- Bluetooth/WiFi/タッチパッド/global killswitchといった様々なメディアキータイプに対応した新しいショートカットキーをサポートしました。
アプリケーションメニュー
アプリケーションメニュー(mintMenu)は、数多くの不具合の修正及びパフォーマンスの向上が図られています。1.カスタマイズ項目の追加
サーチバーの位置及びツールチップのカスタマイズが可能になりました。また設定画面に「XApp Gsettings Widgets」が導入されました。
2.Recentプラグインの改善
Recentプラグインでは、最近使ったアプリよりもドキュメントが先に表示されるようになりました。3.アプレットアイコン
アプレットアイコンはアイコンファイルとテーマアイコンの両方をサポートしました。デスクトップの設定
デスクトップの設定画面では「XApp Gsettings Widgets」が導入されました。またCSDウィンドウのボタンレイアウトをカスタマイズできるようになりました。