Build 18990のWSLに関する変更点
2019年9月24日にリリースされた「Build 18990」の「WSL」に関する変更点の紹介です。WSLとは
「WSL」は、「Windows」上でLinuxバイナリーを動作させるための仕組みです。「Windows」上で「Ubuntu」や「openSUSE」などLinux環境を構築し、「Windows」からLinuxの実行ファイルを利用することができます。
Ubuntuのインストール方法
「WSL」及び「Ubuntu」のインストール方法は、以下を参照してください。注意事項
「Microsoftストア」では3種類の「Ubuntu」を提供しています。「Ubuntu」をインストールする前に以下に目を通し、どの「Ubuntu」をインストールするのかを決めてから、「Ubuntu」のインストールを行ってください。
Ubuntu以外のLinuxディストリビューションのインストール方法
「WSL」及び「Ubuntu」以外のLinuxディストリビューションのインストール方法は、以下を参照してください。- openSUSE Leap 42をインストールするには
- SUSE Linux Enterprise Server 12をインストールするには
- Kali Linuxをインストールするには
- Debian GNU/Linuxをインストールするには
WSL 2を利用するには
「WSL 2」を利用する方法は、以下を参照してください。リリースノート
変更点の詳細は、リリースノートを参照してください。WSLの機能の改善や変更
「WSL」に関する機能の改善や変更です。1.ディレクトリーリスティングのパフォーマンス改善
「\wsl$」内のディレクトリー一覧を列挙する時など、ディレクトリーリスティングのパフォーマンスが改善されました。2.ブートエントロピーの追加注入(WSL 2)
ブートエントロピーの追加が注入されるようになりました。これにより改善する問題は、以下を参照してください。
WSLの不具合修正
「WSL」に関する不具合の修正です。1.su/sudo使用時の不具合修正(WSL 2)
su/sudo使用時に発生する相互運用の問題が修正されました。これにより改善する問題は、以下を参照してください。