もうすぐUbuntu 20.04.1 LTSリリースへ
現在「Ubuntu 20.04.1 LTS」のリリースに向けた作業が行われています。Ubuntu 20.04.1 LTS RC版
2020年7月30日に「Ubuntu 20.04.1 LTS RC版」がリリースされ、このテストを経て問題がなければ「Ubuntu 20.04.1 LTS」がリリースされます。- 20.04.1 LTS Release Candidate ISOs ready for testing
- Focal Fossa (20.04.1 LTS) Point-Release Status Tracking
Ubuntu 20.04.1 LTS
現在「Ubuntu 20.04.1 LTS」のリリース日は、2020年8月6日に設定されています。日本時間では+1日程度見ておくと良いでしょう。
ポイントリリースとは
「Ubuntu 20.04.1 LTS」のリリースはポイントリリースと呼ばれ、それまで「Ubuntu 20.04 LTS」でリリースされたアップデートが適用された状態でディスクイメージがリリースされます。また「Ubuntu 20.04.2 LTS」以降のポイントリリースでは、新しい「Linux kernel」や「Xスタック」が提供されます。
ポイントリリースは、LTSリリースの「Ubuntu」にのみ設定されるリリースです。
慣例に従えばポイントリリースは、「Ubuntu 20.04.5 LTS」までリリースされるでしょう。
フレーバーも一斉リリース
LTS版をリリースしている「Ubuntu 20.04 LTS」ベースのフレーバーも、同じタイミングでリリースされます。アップデートも可能
すでに「Ubuntu 20.04 LTS」を利用しているユーザーは、普段通りに「ソフトウェアの更新」からソフトウェアをアップデートしていれば、「Ubuntu 20.04.1 LTS」になります。Ubuntu 18.04 LTSユーザーにアップグレードパスが提供される
「Ubuntu 20.04.1 LTS」リリース後「Ubuntu 18.04 LTS」ユーザーに「Ubuntu 20.04.1 LTS」へのアップグレードパスが提供される予定です。サポート期間は変わらない
サポート期間は「Ubuntu 20.04 LTS」がリリースされてから5年です。従ってサポート期間に変化はありません。
サポートは2025年4月まで提供されます。
また3年間のサポートが提供されるフレーバーは、2023年4月まで利用可能です。
ローリングLTS Enablement Stackモデルの採用
「Ubuntu 16.04.2 LTS」以降、ローリングLTS Enablement Stackモデルが採用されています。新しい「Linux kernel」と「Xスタック」を利用する場合、約半年ごとにこれらのソフトウェアもアップグレードしていきます。