WSL 0.58.0の新機能と変更点
2022年4月8日にリリースされた「WSL 0.58.0」の新機能と変更点をピックアップします。ストアアプリケーション版WSL
ストアアプリケーション版「WSL」の詳細やインストール方法は、以下を参照してください。リリースノート
リリースノートは以下を参照してください。WSLの機能改善や変更
「WSL」に関する機能改善や変更です。1.wsl.exeの改善
既存の「.vhdx」ファイルをディストリビューションとして登録する「wsl.exe --import-in-place」がサポートされました。「wsl.exe --import」及び「wsl.exe --export」使用時に「--vhd」フラグを指定できるようになりました。
「wsl.exe --export」でstdoutにエクスポートする際、stdoutへの出力を抑制するようになりました。
2.VHDの最大サイズ増加
動的な「VHD」のデフォルトの最大サイズが1TBに拡張されました。3.WSLgのアップデート
「WSLg」が「1.0.32」にアップデートされました。これによりWindowsのユーザー名にシングルクォーテーション(')が含まれている時に、「WSLg」が起動できない問題が修正されています。
WSLの不具合修正
「WSL」に関する不具合の修正です。1.共有ボリュームアクセス時にハングする不具合の修正
「\\wsl.localhost」や「\\wsl$」経由で共有ボリュームにアクセスする時に、ハングする不具合が修正されました。これにより改善する問題は、以下を参考にしてください。
2.argv[0]が保持されない問題の修正
「argv[0]」が保持されない問題が修正されました。これにより改善する問題は、以下を参考にしてください。