WSL 1.1.2の新機能と変更点
2023年2月2日にリリースされた「WSL 1.1.2」の新機能と変更点をピックアップします。ストアアプリケーション版WSL
ストアアプリケーション版「WSL」の詳細やインストール方法は、以下を参照してください。リリースノート
リリースノートは以下を参照してください。WSLの変更点
「WSL」の変更点を紹介します。1.開けるファイル数の増加
WindowsからLinux 9p serverでオープン可能なファイルの制限が緩和されました。2.localhostのリレーに関する不具合の修正
「localhost」のリレーに関する様々な不具合が修正されました。これにより改善する問題は、以下を参考にしてください。
3.GPUドライバーの共有に関する不具合の修正
GPUドライバーの共有が双方のマウント名前空間で提供されない不具合が修正されました。4.コンソールウィンドウが作成されない不具合の修正
「wslg.exe」からコンソールアプリが実行された時に、コンソールウィンドウが作成されない不具合が修正されました。これにより改善する問題は、以下を参考にしてください。
5.親プロセスの相互運用サーバーの利用
「WSL_INTEROP」で指定されたソケット等が存在しない場合、親プロセスの相互運用サーバーを使用するようになりました。6.既存VHDを開くロジックの追加
スワップVHDを作成できなかった場合、既存のVHDを開くロジックが追加されました。これにより改善する問題は、以下を参考にしてください。
7.drvfs初期化ロジックの修正
「drvfs」初期化ロジックで発生する問題が修正されました。8.パッケージ情報の修正
プロダクト名やファイルバージョン、プロダクトバージョンが修正されました。これにより改善する問題は、以下を参考にしてください。
9.WSLgのアップデート
「WSLg」が「WSLg 1.0.49」にアップデートされました。- WSLGdでログファイルのパスをカスタマイズできるようになりました。
- ウィンドウが作成されるまで、コンポジターがスリープ状態を維持するようになりました。
- 「.wslgconfig」でapplistフォルダーを指定できるようになりました。
- 「Alt + F4」でアプリを閉じれるようになりました。