Ubuntu 23.10 日本語 Remixリリース
2023年10月31日、「Ubuntu 23.10 日本語 Remix」がリリースされました。日本語ユーザーのために
「Ubuntu 23.10 日本語 Remix」は、日本語ユーザーに最適化された「Ubuntu 23.10」です。最初から日本語環境が構築されており、日本語ユーザーは手間をかけずに「Ubuntu 23.10」を導入できます。
初めて「Ubuntu」を利用するユーザーに特にお勧めです。
また「Ubuntu 23.10 日本語 Remix」のライブメディアを作成しておけば、トラブルシューティング時やいざという時に役立ちます。
アーキテクチャー
「Ubuntu 日本語 Remix」は、「Intel CPU」や「AMD CPU」を搭載した64bit PC(x86_64, amd64)向けのOSです。いわゆる一般的なPCがこれにあたります。
サポート期間は同じ
「Ubuntu 23.10 日本語 Remix」のサポート期間は、オリジナルの「Ubuntu 23.10」と同じです。つまり2024年7月までサポートされます。
従来のインストーラーを搭載
「Ubuntu 23.10」で新インストーラーの搭載が話題になりましたが、「Ubuntu 23.10 日本語 Remix」では新インストーラーの不具合を回避するため、従来のインストーラーを搭載しています。ディスクイメージのダウンロード
「Ubuntu 23.10 日本語 Remix」のディスクイメージは、以下からダウンロードできます。各ダウンロードサイトに「ubuntu-ja-23.10-desktop-legacy-amd64.iso」ファイルが配置されています。
このファイルがディスクイメージです。
いずれかの場所からそのディスクイメージをダウンロードしてください。
リリースノート
日本語ユーザー向けの「Ubuntu 23.10」のリリースノートも公開されています。- リリースノート(日本語):リリースノート
その他の情報
「Ubuntu 23.10」のリリース情報は、以下を参照してください。その他「Ubuntu 23.10」の新機能と変更点は、以下を参照してください。
- Waylandに対応したSnap版Firefox登場
- initramfsのサイズ削減と生成時間の短縮
- TPMによるディスク暗号化の試験的サポートとその実装
- 非特権プロセスによるユーザー名前空間の利用制限とAppArmor
- Ubuntu Desktopのフォント構成が変わる・従来のUbuntuフォントの提供