WSL 2.2.1の新機能と変更点
2024年3月22日にリリースされた「WSL 2.2.1」の新機能と変更点をピックアップします。ストアアプリケーション版WSL
ストアアプリケーション版「WSL」の詳細やインストール方法は、以下を参照してください。リリースノート
リリースノートは以下を参照してください。WSLの変更点
「WSL」の変更点をいくつか紹介します。1. DNSトンネリングの有効化
DNSトンネリングがデフォルトで有効になりました。2. LinuxネイティブのDockerとの統合
DNSトンネリングがLinuxネイティブのDockerと統合されました。3. autoMemoryReclaimのデフォルト設定変更
「autoMemoryReclaim」のデフォルト設定が「dropcache」に変更されました。4. ハングする不具合の修正
Linuxディストリビューションのインストール中にゲストがクラッシュした時に、ハングする不具合が修正されました。5. エラー発生時の再試行
インストール実行中を示すエラーに遭遇した時に、処理を再試行するように改善されました。これにより改善する問題は、以下を参考にしてください。
6. MSIXパッケージの削除
MSIインストール中に「CreateShortcuts」を実行する前に、MSIXパッケージを削除するようになりました。これにより改善する問題は、以下を参考にしてください。
- Linux not appearing in file explorer; cannot use wslview
- when installing with wsl --install, linux icon in windows explorer is missing
7. Linux kernelのアップデート
「Linux kernel」が「Linux kernel 5.15.150.1-2」にアップデートされました。「CONFIG_HIDRAW」と「CONFIG_USB_HIDDEV」設定が有効になりました。