BIOSのPCにUbuntu MATE 14.10をインストールする(ライブメディアから起動 〜 インストールの種類の選択)
BIOSで起動するPCにUbuntu MATE 14.10をインストールします。UEFIに対応したPCでも、UEFIの設定で「Legacy」等BIOS互換の設定を行っているPCはこちらに含まれます。
ライブメディアからUbuntu MATEを起動すれば、BIOSで起動しているのか、UEFIで起動しているのかすぐ分かります。
1.ライブメディアから起動
ライブメディアからUbuntu MATEを起動し、デスクトップ画面を表示します。2.インストーラーの起動
Ubuntu MATE 14.10のインストーラーを起動します。デスクトップ画面の左側にある「Ubuntu MATEのインストール」アイコンをダブルクリックします。
3.言語の選択
左側の言語一覧で、「日本語」が選択されていることを確認します。もし「日本語」以外の言語が選択されていたら、「日本語」を選択します。
「リリースノート」のリンクをクリックすると、Ubuntu MATEのリリースノートが表示されます。
「続ける」ボタンをクリックします。
4.Ubuntu MATEのインストール準備
以下の画面が表示されます。ここではインストールのチェックと、インストールオプションの選択を行います。
最低6.3GBのディスクの空き容量があること
HDDの空き容量の確認が行われ、問題がなければ緑色のマークが表示されます。インターネットに接続されていること
インターネットに接続されているかチェックが行われ、インターネットに接続されていれば緑色のマークが表示されます。もしインターネットに接続されていない場合、バツマークが表示されます。
インターネットに接続されていなくても、Ubuntu MATEのインストールは可能です。
その場合、後でアップデートと日本語の言語パッケージをインストールするなどの作業が必要になります。
インストール中にアップデートをダウンロードする
チェックをオンにすると、ソフトウェアのアップデートをインストール中に行います。チェックをオンにしておくことをお勧めします。
ただし、インターネットに接続されていない場合は、チェックをオンにすることはできません。
サードパーティーのソフトウェアをインストールする
Adobe Flashなどのサードパーティーのソフトウェアをインストールします。チェックをオンにしておくことをお勧めします。
ただし、インターネットに接続されていない場合は、チェックをオンにすることはできません。
後からインストールすることも可能です。
設定を行ったら、「続ける」ボタンをクリックします。
5.インストールの種類の選択
以下の画面が表示されます。5-1.インストール方法の選択
ここではどのようにインストールを行うのか、選択します。インストーラーに任せて、自動的にパーティションの作成や設定を行うこともできますし、自分でパーティションの作成や設定を行うこともできます。
表示される選択肢は、環境により異なります。
例えばすでにUbuntu MATEやWindowsがインストールされている場合、共存してインストールする選択肢が追加されます。
5-2.自分でパーティションの作成や設定を行う
ここでは例として、自分でパーティションの作成や設定を行い、インストール先を指定します。「それ以外」を選択して「続ける」ボタンをクリックします。
「BIOSのPCにUbuntu MATE 14.10をインストールする(パーティションの作成 〜 ブートローダーの設定)」に続きます。