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WSL その18 - Build 14352の変更点のまとめ・不具合の修正や動作改善が主な変更点

Build 14352の変更点

Build 14352の「WSL」に関する変更点です。


リリースノート

変更点の詳細は、リリースノートを参照してください。

  • Release Notes

新機能

Build 14352で追加された新機能はありません。

不具合の修正や動作の改善

Build 14352で行われた不具合の修正や動作の改善です。
リリースノートに記述されていない不具合の修正や動作の改善も行われています。

1.サイズの大きいファイルのダウンロードや作成に失敗する問題の修正

サイズの大きいファイルのダウンロードや作成に失敗する問題が修正されました。
npmの動作や類似した状況で発生していた問題が解決されます。

不具合の内容は、以下を参考にしてください。

  • Unable to install `acorn` npm package (inability to symlink on mounted drives) #3
  • npm install corrupts large entries in package.tgz content (node 6) #313

2.ソケットに関する問題の修正

ソケットがハングアップする個所でいくつかのインスタンスを削除しました。

3.ptraceに関する問題の修正

ptrace使用時に発生していたエラーが修正されました。

4.255文字を超えるファイル名の扱いに関する修正

「WSL」で255文字を超えるファイル名を扱う際に発生していた問題が修正されました。

5.英語以外の言語のサポート改善

英語以外の言語のサポートを改善しました。

6.Windowsのタイムゾーンを反映

「Ubuntu on Windows」にWindowsのタイムゾーンを追加し、Windowsのタイムゾーンをデフォルトに設定しました。

7.マウントポイントのデバイス識別子の修正

各マウントポイントに、一意のデバイス識別子(デバイスID)が割り当てられるようになりました。
JREに関する問題が修正されます。

  • Unable to install Java JDK or Runtime #49

8.パスの解釈に関する修正

パスに含まれる「.」や「..」の解釈に関する問題を修正されました。

9.Fifoのサポート追加

Fifoのサポートが追加されました。

  • mkfifo fails silently? #71

10.resolv.confファイルのフォーマットの更新

resolv.confファイルのフォーマットを、本物のUbuntuと同じフォーマットになるように更新しました。

11.procfsの整理

procfsのいくつかを整理しました。

12.pingの動作改善

管理者で起動したコンソールから、pingが利用できるようになりました。

  • Ping is not working #18

13.Syscallの動作改善と不具合の修正

以下のSyscallの動作改善と不具合の修正が行われました。

  • FALLOCATE
  • EXECVE
  • LGETXATTR
  • FGETXATTR

すべてのパラメーター都の組み合わせは、現時点でサポートされていません。
「WSL」がサポートしているSyscallの一覧は、以下を参考にしてください。

  • WSLがサポートしているSyscallの一覧

Ubuntu on WindowsのFAQの更新

Build 14352までに行われた「Ubuntu on Windows」のFAQの更新を反映しました。
「Ubuntu on Windows」のFAQは、以下を参考にしてください。

  • Ubuntu on Windowsの概要とアーキテクチャー・Ubuntu on WindowsのFAQ

追記部分

FAQの追記部分は、以下の通りです。

[Windows 10 Anniversary Editionに向けて実装する優先順位の高い機能ってなに?]
目標は、コアの実用性と機能性に焦点を当てることである。
Anniversary Editionに向けて、我々は以下の優先順位付けを行っている。

1.開発者のためのbash環境
「grep」や「sed」、「awk」のような標準的なGNUコマンドラインツールが動作するbash環境を提供する。

2.Windowsのボリュームにアクセスできる
「/mnt」を通じてWindowsのローカルボリュームにアクセスできる機能を提供する。

3.シンボリックリンクのサポート
「WSL」環境内でシンボリックリンクをサポートする。

4.Linuxユーザーのサポート
「bash」でLinuxユーザーをサポートする。

5.APTのサポート
パッケージの更新やテストのために、「apt」や「apt-get」をサポートする。

6.プログラミング言語の基本的な機能のサポート
以下のプログラミング言語の基本的な機能をサポートする。

  • NodeJS / npm
  • Python
  • Perl
  • Git

7.CUIのエディターやツールのサポート
以下のエディターやツールをサポートする。

  • vi
  • emacs
  • ssh

さらに多くのプログラミング言語と機能がAnniversary Editionで動作するだろう。
しかしそれらの分野で発生する不具合の対応や機能改善は、上記で挙げたリストより優先順位は低くなる。


WSL
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