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Ubuntu MATE 16.10の変更点と既知の問題

「Ubuntu MATE 16.10」のリリースノートから、「Ubuntu MATE 16.10」の変更点と既知の問題を紹介します。


Ubuntu MATE 16.10は事実上1からUbuntu MATEを再構築したものである。
それはGTK+3に対応しただけでなく、Ubuntu MATEにデフォルトでインストールされるパッケージの多くを依存パッケージから推奨パッケージに変更した。
こうすることで多くのデフォルトのアプリケーションは、不要なら問題なくアンインストールすることができる。

MATE DesktopのGTK+3への移植作業は2,3年間継続して行われており、Ubuntu MATEは完全なGTK+3版MATE Desktopを搭載する初めての主要なLinuxディストリビューションになった。
そして最新版であるMATE Desktop 1.16を採用している。
FirefoxもLibreOfficeもGTK+3でのみビルドされている。

これは決して小さな作業ではない。
我々はツールキットを2回変更しており、最初はGTK+ 2.24.xからGTK+ 3.18への変更、そして次にGTK+ 3.20への変更である。
この過程の中でテーマの大きな仕様変更が2回行われた。

また我々はこの過程の中で、3種類のMATE Desktopのバージョンをアップグレードしてきた。
1.12から始まり、1.14,1.15,そして最後に1.16である。

我々の元々のGTK+3移行計画では、Ubuntu MATE 17.04で移行作業が完了する計画だった。
しかし皆さんの支援のおかげで、この目標はスケジュールを前倒しして達成することが出来た。

継続的に支援くださってありがとう!

1.サポート期間は9ヶ月

「Ubuntu MATE 16.10」は通常リリースとなるため、サポート期間は9ヶ月になります。
従って2017年7月までサポートが提供されます。

1つ前のバージョンである「Ubuntu MATE 16.04」はLTSリリースであるため、3年間の長期サポートが提供されます。
長いサポート期間や安定性を重視する人は、「Ubuntu MATE 16.04」を利用すると良いでしょう。

2.MATE Desktop 1.16.0採用

デスクトップ環境には、最新版である「MATE Desktop 1.16.0」が採用されています。


3.アートワークのアップデート

「Ubuntu MATE Artwork 16.10.9」を採用し、見た目に関する不具合の多くが修正されています。


4.Ubuntu MATE Welcomeのアップデート

「Ubuntu MATE Welcome 16.10.10」を採用しました。
「ようこそ画面」のことです。


機能の追加や改善、変更



不具合の修正



5.MATE Dock Applet 0.75の採用

MATE Dock Applet 0.75」を採用しました。

  • アプリケーションアクションはアプリのメニューに表示されるようになった
  • アプリのウィンドウが複数開かれている時、アプリのアイコンをクリックするとウィンドウのリストが表示されるようになった
  • アクションリストとウィンドウリストの配色がパネルに合うようになった
  • Compizと連携し、開いているアプリのウィンドウをプレビュー表示できるようになった 

6.その他の変更点


変更点


不具合修正


その他

「Linux Kernel」などデスクトップに影響しないソフトウェアの変更点は、「Ubuntu」と同じです。


既知の問題

すでに明らかになっている問題や注意事項です。

1.Ubuntu MATE Welcomeの不具合

「ようこそ画面」で「Hide proprietary applications」と「Enable Bulk Queue」を有効にすることが出来ません。


この不具合に対応した「Ubuntu MATE Welcome」のアップデートが数日中に提供されます。

2.MATE Optimusがクラッシュする

nVidiaのハイブリッドGPUやnVidiaのプロプライエタリードライバーを利用している環境で、「MATE Optimus」が起動時にクラッシュします。


この不具合に対応した「MATE Optimus」のアップデートが数日中に提供されます。

3.その他の問題

デスクトップ環境に依存しない問題は、「Ubuntuの既知の問題」を参照してください。


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