VirtualBox 5.0.28がリリースされました
2016年10月18日に「VirtualBox 5.0.28」がリリースされました。VirtualBox 5.0.28の変更点
「VirtualBox 5.0.28」の変更点は、「ChangeLog」を参考にしてください。今回のリリースはメンテナンスリリースなので、不具合の修正が主な変更点になります。
NAT
- ドメイン検索サフィックス数の最大値を超えないように修正(#15948)
- スラッシュが含まれるポートフォワーディングルールの解析処理の修正(#16002)
- ホストがゲストにマッピングできないloopbackネームサーバーのみ設定されている場合、DHCPがNAT NetworkにDNSプロキシーをネームサーバーとして提供
Bridged Network
- syslogがパケットアロケーションエラーのメッセージで溢れないように修正(#15569)
USB
- USBデバイスを抜いた時にクラッシュする可能性を修正
Audio
- 録音に関する問題の修正(Mac OS Xホストのみ)
- Mac OS XホストでAudio Queueを使用するように修正
OVF
- VirtualBox 5.1で作成された仮想マシンのインポートの改善
VHDX
- VBoxManage clonehdによるイメージのクローンに関する問題の修正(#14288)
Storage
- bandwidth制限値に非常に小さな値を指定すると設定が反映されない問題の修正(#14982)
Serial
- LinuxホストでUSBシリアル変換デバイス使用時にCPUの使用率が高くなる問題を修正(#7796)
BIOS
- 4bppスキャンラインの計算に関する問題の修正(#15787)
API
- SASコントローラーの初期化に関する問題の修正(#15972)
Linux hosts
- 32bit legacy capabilitiesを使用しないように修正
Linux hosts / Linux guests
- カーネルのCONFIG_CPUMASK_OFFSTACKに関する問題の修正(#16020)
Linux Additions
- non-root Xサーバーで動作しているX11ゲストに関する問題の修正
- Linux 4.7に関する問題の修正(#15769)
- Linux 4.8のディスプレイkmodドライバーに関する問題の修正(#15890/#15896)
Windows Additions
- Windows 10ゲスト利用時に発生する自動リサイズに関する問題の修正(#15257)
- マルチスクリーン環境でゲストスクリーンの配置に関する問題の修正
- ゲストの省電力管理機能が仮想スクリーンをオフにする際、ウィンドウを隠さずブランクなウィンドウを表示するように変更
- 共有フォルダー利用時にフリーズする不具合を修正(#15662)