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Ubuntu Desktop週刊ニュースレター(2017/6/16)

「Ubuntu Desktop」の週一ミーティングの要約と、「Ubuntu Desktop」ユーザー及び開発者の多くが関心を持つであろう情報が紹介されています。



先週のUbuntu Desktop週刊ニュースレターは、以下を参照してください。


いくつか内容をピックアップします。

テーマのアップデート

「GNOME Shell」の仕様に合うように「Ambiance」テーマがアップデートされ、今までよりもきれいに統合された見た目になりました。


Network Managerのアップデート

「Network Manager」が、2017年5月10日にリリースされた「Network Manager 1.8」へアップデートされました。


ただしリリース前にテストで見つかった問題を解消してからリリースされるため、もうしばらく待つ必要があります。
問題は近々修正される予定です。

「Network Manager 1.8」の変更点は、以下を参照してください。


GNOME Terminalのアップデート

「GNOME Terminal(端末)」がアップデートされ、異なるインスタンス間でウィンドウのグルーピングを行えるようになりました。


ライブパッチサービスの統合作業

「ソフトウェアの更新」等GUIアプリからライブパッチサービスを利用できるようにする作業が進められています。


「ソフトウェアとアップデート」画面から、ライブパッチサービスの有効・無効の切り替え、及び、ライブパッチデーモンをインストールする実装が行われました。

次にライブパッチの適用状況を通知する実装が行われる予定です。

GNOME SoftwareがSnapストアに対応

「GNOME Software」がSnapストアに対応し、「編集者のおすすめ」等にSnapアプリケーションがピックアップされるようになりました。

このアップデートはまず「Ubuntu 17.10」向けに提供され、その後「GNOME Software」を利用している他のバージョンにもアップデートが提供される予定です。

Snapアプリのテーマの不具合修正

Snapアプリ利用時に発生するテーマに関する不具合が修正されました。

これに伴い、snapdのUnity 7インターフェース(名称が旧来のままですが)にファイルの共有に関する変更が必要になり、この変更がマージされました。

またデスクトップランチャースクリプトにデフォルトのテーマの設定に関する修正が行われ、これらの変更はSnap版GNOME Platformにも反映されました。

snapdのxdg-desktop-portalサポート

snapの隔離された環境から、ホスト環境にあるファイルへのアクセスを実現するため、flatpakで利用されている「xdg-desktop-portal」に対応できないか検証が行われています。


例えばユーザーがSnapアプリケーションからファイルを開く際、Snap環境内でファイルを開くダイアログを表示するのではなく、「xdg-desktop-portal」を通じてホスト環境側でファイルを開くダイアログを表示します。

現在実現性の可否を検証するため、仮実装が行われたsnapdがPPAで公開されています。


GPUのテスト

以下のGPUを搭載したハードウェア上で自動テストが行われています。

  • Intel
  • Nvidia
  • AMD

また、デフォルトでハードウェアアクセラレーションを利用した動画の再生ができるかどうか、作業及びテストが行われています。

IntelのSDKとLibVAの組み合わに問題が見つかっており、現在IntelのGPUに焦点があてられ作業が行われています。
この問題はアップストリームに報告されており、問題の解決に向けた作業が行われています。


IntelのGPUのハードウェアアクセラレーションを利用した動画の再生に関しては、以下で状況を確認できます。


デフォルトでバイナリーはPIEでビルドされる

「Ubuntu 17.10」では、すべてのアーキテクチャーにおいて、バイナリーはPIEでビルドされるようになります。



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