UEFIのPCにUbuntu 18.04をインストールする(タイムゾーンの設定 〜 Ubuntuの起動)
「UEFI」で起動するPCに「Ubuntu 18.04」をインストールします。「UEFIのPCにUbuntu 18.04をインストールする(パーティションの作成 〜 ブートローダーの設定)」の続きです。
12.タイムゾーンの設定
以下の画面が表示されるので、タイムゾーンの設定を行います。既定で「Tokyo」になっているはずですので、そのまま「続ける」ボタンをクリックします。
もし海外に住んでいる場合、その地域を地図上から選択し該当する地域名を設定してください。
13.ユーザーアカウント
ユーザーアカウントの設定を行います。各設定内容に問題がなければ、各項目の右側にチェックマークが表示されます。
あなたの名前
ユーザーのフルネームを入力します。インストール後に、設定を変更することができます。
コンピューターの名前
PCのホスト名を入力します。PCのホスト名は、ネットワーク上で表示されるPCの名前です。
英数字及び一部記号が利用できます。
ユーザー名の入力
ユーザー名を入力します。こちらは「あなたの名前」と異なり、「Ubuntu」がユーザーを一意に識別するIDになります。
入力できる文字は、英数字と一部の記号のみです。
パスワードの入力
ユーザーのパスワードを入力します。ログインする時などユーザーの認証に利用されます。
インストール後に、設定を変更することができます。
パスワードの確認
確認のため、「パスワードの入力」で入力したパスワードと同じパスワードを入力します。自動的にログインする
このオプションを選択すると、ここで作成したユーザーで自動的にログインします。パスワードの入力も省略されます。
インストール後に、設定を変更することができます。
ログイン時にパスワードを要求する
このオプションを選択すると、ログイン画面を表示しユーザーの選択及びパスワードの入力を求めます。インストール後に、設定を変更することができます。
設定したら「続ける」ボタンをクリックします。
14.インストール開始
これで入力が必要な作業は終わりです。あとはインストールが完了するのを待つだけです。
スライドショーが表示されるので、初めて「Ubuntu」に触れる人は見ておくとよいでしょう。
左右に表示される矢印アイコンをクリックすると、別のスライドが表示されます。
15.インストール完了
インストールが無事完了すると、以下の画面が表示されます。「今すぐ再起動する」ボタンをクリックして、PCを再起動します。
PC再起動時、ライブメディアをPCから外してください。
そうしないとまたライブメディアから「Ubuntu」が起動してしまいます。
16.UEFIブートマネージャーの確認
「Ubuntu」インストール後に、UEFIのブートマネージャーを確認しておきます。UEFIのブートマネージャーに「ubuntu」が追加されています。
「ubuntu」を選択すればUbuntuが起動します。
ここでは確認のためUEFIのブートマネージャーを表示しましたが、通常は「ubuntu」を選択しなくても、自動的にUbuntuが起動します。
17.ログイン
自動ログインを有効にしていない場合、以下のようにログイン画面が表示されます。17-1.ユーザーの選択
「13.ユーザーアカウント」で設定した「あなたの名前」をクリックします。17-2.パスワードの入力
ユーザーのパスワードを入力します。「13.ユーザーアカウント」で設定した「パスワードの入力」を入力します。
その後「サインイン」ボタンをクリックします。
18.デスクトップ画面の表示
無事何事もなければ、以下のようにデスクトップ画面と初期セットアップが表示されます。以上でUbuntuのインストールは完了です。