Build 17677のWSLに関する変更点
2018年5月24日にリリースされた「Build 17677」の「WSL」に関する変更の紹介です。WSLとは
「WSL」は、「Windows」上でLinuxバイナリーを動作させるための仕組みです。「Windows」上で「Ubuntu」や「openSUSE」などLinux環境を構築し、「Windows」からLinuxの実行ファイルを利用することができます。
「WSL」及びLinuxディストリビューションのインストール方法は、以下を参照してください。
- Ubuntu 16.04をインストールするには
- Ubuntu 18.04をインストールするには
- openSUSE Leap 42をインストールするには
- SUSE Linux Enterprise Server 12をインストールするには
- Kali Linuxをインストールするには
- Debian GNU/Linuxをインストールするには
- Windows Server 2016にUbuntu 16.04をインストールするには
リリースノート
変更点の詳細は、リリースノートを参照してください。今回コンソールに関する変更点はありません。
WSLの不具合修正
「WSL」に関する不具合の修正です。1.マルチスレッド操作時の不具合修正
マルチスレッド操作時、ファイルが存在しているにも関わらず「ENOENT」が返ってくる問題が追加修正されました。これにより改善する問題は、以下を参照してください。
2.UMCI有効時WSLの起動に失敗する問題の修正
「UMCI(User Mode Code Integrity)」有効時、「WSL」の起動に失敗する問題が修正されました。これにより改善する問題は、以下を参照してください。
「UMCI」については、以下を参照してください。