Linux Kernelのライブパッチリリース
2019年6月18日、「Linux Kernel」の脆弱性に対応したライブパッチがリリースされました。ライブパッチサービス
「Canonical」が提供しているライブパッチサービスについては、以下を参考にしてください。- Canonical、Linux Kernelのライブパッチサービス提供開始・3台のPCまで無料でサービスを利用できる
- Canonical Livepatch Serviceを無料で利用するには
- Ubuntu 14.04でもLinux Kernelのライブパッチサービスが利用可能に
- ログイン時の初期セットアップ・ライブパッチサービスの設定とインストール情報の送信可否
- Linux Kernelのライブパッチが簡単に利用可能に
対象OS
本ライブパッチが適用できるOSは、以下の通りです。OS | ベースカーネル | アーキテクチャー | フレーバー |
---|---|---|---|
Ubuntu 18.04 LTS | 4.15.0 | amd64 | generic |
Ubuntu 18.04 LTS | 4.15.0 | amd64 | lowlatency |
Ubuntu 16.04 LTS | 4.4.0 | amd64 | generic |
Ubuntu 16.04 LTS | 4.4.0 | amd64 | lowlatency |
リリース情報と対応しているCVE
今回リリースされたライブパッチの詳細は、以下を参照してください。本ライブパッチは、以下のCVEに対応しています。
SACK PanicとTCP DoS
「SACK Panic」と「TCP DoS」に関する最新情報及び「Ubuntu」での対応方針は、以下を参照してください。都合の良い時にアップデートと再起動を
再起動できるタイミングがあるなら、都合の良い時に「Linux Kernel」自身のアップデートとPCの再起動を行いましょう。「Linux Kernel」のアップデートは「ソフトウェアの更新」から行えます。