Build 19018のWSLに関する変更点
2019年11月5日にリリースされた「Build 19018」の「WSL」に関する変更点の紹介です。リリースノート
変更点の詳細は、リリースノートを参照してください。WSLの機能の改善や変更
「WSL」に関する機能の改善や変更です。1.9Pマウントのキャッシュ設定
dotnetアプリで発生する問題に対応するため、デフォルトの9Pマウントに「cache=mmap」を使用するようになりました。2.ディストリビューション間で共有するtmpfsの導入
ディストリビューション間の状態を共有するため、ディストリビューション間で共有された「tmpfs」マウントが導入されました。WSLの不具合修正
「WSL」に関する不具合の修正です。1.localhostnの中継に関する問題の修正(WSL 2)
「localhost」の中継に関する問題が修正されました。これにより改善する問題は、以下を参照してください。
2.ネットワークドライブに関する問題の修正
「\\wsl$」の永続的なネットワークドライブの復帰に関する問題が修正されました。WSLとは
「WSL」は、「Windows」上でLinuxバイナリーを動作させるための仕組みです。「Windows」上で「Ubuntu」や「openSUSE」などLinux環境を構築し、「Windows」からLinuxの実行ファイルを利用することができます。
Ubuntuのインストール方法
「WSL」及び「Ubuntu」のインストール方法は、以下を参照してください。注意事項
「Microsoftストア」では3種類の「Ubuntu」を提供しています。「Ubuntu」をインストールする前に以下に目を通し、どの「Ubuntu」をインストールするのかを決めてから、「Ubuntu」のインストールを行ってください。
Ubuntu以外のLinuxディストリビューションのインストール方法
「WSL」及び「Ubuntu」以外のLinuxディストリビューションのインストール方法は、以下を参照してください。- openSUSE Leap 42をインストールするには
- SUSE Linux Enterprise Server 12をインストールするには
- Kali Linuxをインストールするには
- Debian GNU/Linuxをインストールするには