インプットメソッドフレームワークをFcitxからIBusに変更する
「インプットメソッドフレームワーク」を「Fcitx」から「IBus」に変更します。事前に「Ubuntu 14.04 LTS 日本語 RemixからインストールしたUbuntuと同じ環境にする」を実施しておきます。
1.現状の確認
現状どの「インプットメソッドフレームワーク」が使われているか確認します。「システム設定」から「言語サポート」を起動し、「キーボード入力に使うIMシステム」を参照します。
以下のように「fcitx」になっていれば、現状「Fcitx」が使われています。
2.Mozc セットアップヘルパーの起動
Dashを開き、以下のように「Mozc セットアップヘルパー」を起動します。3.変更の確認
以下のように確認画面が表示されるので、「はい」ボタンをクリックします。4.変更完了
以下の画面が表示されるので、「OK」ボタンをクリックします。5.変更の反映
変更を反映するため、再ログインします。6.変更の確認
「1.」同様に「システム設定」から「言語サポート」を起動し、「キーボード入力に使うIMシステム」を参照します。以下のように「IBus」になっていれば、OKです。
続けて以下の「Mozcをデフォルトのインプットメソッドにする」を実行すると良いでしょう。
Mozcをデフォルトのインプットメソッドにする
Mozcをデフォルトのインプットメソッドにします。補足
Ubuntu 13.10からアップグレードした環境で、かつ、Ubuntu 13.10でMozc セットアップヘルパーを利用していた場合、入力ソース切り換えのショートカットキーがデフォルトに戻ります。またUbuntu 14.04のIBusでは、キーボードインジケーターやプロパティパネルから「Mozc」の設定や機能を呼び出すことができるため、Dashから起動するMozcの各機能のデスクトップエントリーファイルは削除されます。
上記の環境では途中で「13.10で行った設定の一部を削除しました」と表示されます。