Ubuntu Touch OTA-11がリリースされました
2019年10月23日、「Ubuntu Touch OTA-11」がリリースされました。Ubuntu Touchとは
「Ubuntu Touch」は、スマートフォンやタブレットなどモバイルデバイス向けに最適化されたOSです。ユーザーのプライバシーと自由を尊重したOSです。
「Ubuntu Touch」は「Ubuntu」ベースのOSであり、「UBports」コミュニティーにより開発が行われています。
外部ディスプレイとキーボード、そしてマウスをモバイルデバイスに接続すれば、UIがデスクトップ向けのUIに変化し、デスクトップとして活用することもできます。
つまり1つのモバイルデバイスで、モバイル環境とデスクトップ環境を利用することができます。
「Ubuntu Touch」がサポートしているデバイスや、各デバイスで利用可能な機能及び制限は、以下を参照してください。
Ubuntu Touch OTA-11の変更点
「Ubuntu Touch OTA-11」は前バージョンを更に改善・改良したバージョンです。「Ubuntu Touch OTA-11」の変更点は、以下を参考にしてください。
変更点の詳細は、「Changelog」を参照してください。
既知の問題
既知の問題です。1.選択範囲を開くとブラウザーが終了する
「BQ M10」や「Nexus 7」など大きい画面のデバイスで、横(ランドスケープ)モードでブラウザーを起動し選択範囲を開くと、ブラウザーが終了します。回避策
ブラウザーを三本指で右側にドラッグするか、デバイスをポートレートモードで使用すれば回避できます。2.キーボードの入力タイプが更新されない
ブラウザーでテキストボックス間を移動すると、キーボードの入力タイプが更新されません。回避策
テキストボックスを移動する前にキーボードを閉じるか、テキストボックス以外の場所をタップすれば回避できます。3.ブラウザーで選択された範囲が新しいウィンドウで表示される
ブラウザーで選択された範囲が新しいウィンドウで表示されます。この問題は「Mir」の新バージョンを採用するまで残ったままになるでしょう。
4.動画再生時ハードウェア支援が機能しない
「Nexus 5」で動画再生時、ハードウェアの再生支援が機能しません。ブラウザーでの再生やソフトウェアデコードによる再生は機能します。
この不具合のため、カメラアプリで撮影した動画を直接再生することができません。