Build 19555のWSLに関する変更点
2020年1月30日にリリースされた「Build 19555」の「WSL」に関する変更点の紹介です。リリースノート
変更点の詳細は、リリースノートを参照してください。WSLの機能の改善や変更
「WSL」に関する機能の改善や変更です。メモリーcgroupの使用(WSL2)
インストールやコンバージョン操作時に使用されるメモリー使用量を制限するため、メモリーcgroupを使用するようになりました。これにより改善する問題は、以下を参照してください。
コンポーネント有効化の提案
「wsl.exe」は「WSL」のオプションコンポーネントが有効になっていない時に、機能改善につながる提案を表示するようになりました。ヘルプテキストの変更
「WSL」のオプションコンポーネントがインストールされていない時に表示されるヘルプテキストが変更されました。wslclient.dllの作成
コマンドラインのすべての機能を含む「wslclient.dll」が作成されました。WSLの不具合修正
「WSL」に関する不具合の修正です。競合状態の修正
インスタンス作成時に発生する競合状態が修正されました。クラッシュの修正
「LxssManagerUser」サービスの停止中にクラッシュしないようになりました。wslapi.dllの修正
「distroName」パラメーターが「NULL」の時に「wslapi.dll」が即失敗する現象が修正されました。WSLとは
「WSL」は、「Windows」上でLinuxバイナリーを動作させるための仕組みです。「Windows」上で「Ubuntu」や「openSUSE」などLinux環境を構築し、「Windows」からLinuxの実行ファイルを利用することができます。
Ubuntuのインストール方法
「WSL」及び「Ubuntu」のインストール方法は、以下を参照してください。注意事項
「Microsoftストア」では3種類の「Ubuntu」を提供しています。「Ubuntu」をインストールする前に以下に目を通し、どの「Ubuntu」をインストールするのかを決めてから、「Ubuntu」のインストールを行ってください。
Ubuntu以外のLinuxディストリビューションのインストール方法
「WSL」及び「Ubuntu」以外のLinuxディストリビューションのインストール方法は、以下を参照してください。- openSUSE Leap 42をインストールするには
- SUSE Linux Enterprise Server 12をインストールするには
- Kali Linuxをインストールするには
- Debian GNU/Linuxをインストールするには